第55回 全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会・全日本学生選手権 第27回個人ロードTT自転車競技大会

5月28日に埼玉県利根川上流域南側で行われました第55回 全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会、また翌日5月29日に同地域にて行われました全日本学生選手権 第27回個人ロードTT自転車競技大会の結果をご報告いたします。

第55回 全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会(62.4 km)

生駒(薬M1)秋山(後期教養3)貫名(教養2)長岡(教養2):12位 1:23’01”97 (優勝タイム+04’36”20, 平均45.67km/h)

リザルト

例年風の強い利根川ですが、今年はほぼ無風。曇りで蒸し暑かったものの気温もそれほど高くなく、珍しいコンディションのなかでのレースとなりました。
スポンサー・Bluewychの柿木様のご指導のもと練習を重ね、大きな目標としてきたこのレース。チームタイムトライアル経験者は3年の秋山のみというメンバーで臨みました。
出走時、風は完全に止んでおり、強風が吹き荒れた昨年度とは大きく異なる展開となることが予想されました。東大の四人は問題なく補給をこなし、2本目往路までは淡々と順調に進みました。このあと伸びを見せるかと思われましたが、そこまで調子のよかった貫名が、脚が攣ったことにより離脱。厳しい戦いを強いられました。
反省点の残る試合とはなりましたが、今年のメンバー全員が来年度も学連登録期間を残しているため、この経験と反省を生かし、一層努力を重ねて参ります。

全日本学生選手権 第27回個人ロードTT自転車競技大会

・男子普及の部(30.8 km)
長岡(教養2)11位 44’53”153
井上(教養2)14位 45’48”761
平山(教養2)29位 47’29”358
萩原(教養1)54位 52’07”857
早川(教養1)63位 56’03”337
岡野(教養1)64位 56’17”774
新谷(教養1)66位 57’02”431
千葉(教養1)69位 1:06’03”922

・男子の部(30.8 km)
秋山(後期教養3) 27位 44’00”590
生駒(薬M1)    42位 44’48”898
貫名(教養2)   47位 45’25”076

リザルト

前日のチームタイムトライアルと同じ会場で行われた、個人タイムトライアルレース。選手権大会であるため、クラス3の選手は男子普及の部、クラス1、2の選手は男子の部への出場となりました。また、一年生にとっては初めてのレースでもありました。
普及の部では長岡がTTTの疲労の残る中で好走を見せ、11位(学連クラス3内7位)となりました。昇格には一歩届かなかったものの、二回のタイムトライアルを通して次回レースへの期待がもてます。
男子の部では、昨年度はメカトラに終わった秋山が好タイムを記録し、大きな成長を見せました。

今大会では二日間を通して非常に多くの方々が応援に来て下さいました。修善寺オープンロードに引き続き応援にいらしてくださった日直商会水口様、お忙しい中おいで下さった岩崎OB、役員の仕事を引き受けてくださった宮崎OB、林OB、応援に来ていただきチームピットの手伝いまでしていただいた中村洋和OB、水田OB、朝練での指導に始まり当日は補給の手伝いまでしていただいた浦OB、そして今年も東大自転車部競技班のTTを支えてくださったBluewych柿木さま、ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

次回は6月12日の第32回全日本学生選手権個人ロードレース大会に、生駒、秋山、金子、貫名の4名が出場いたします。今シーズン前半戦の締めとなる大変重要なレースです。ぜひご声援のほどよろしくお願いいたします。

全日本学生TRS第2戦・全日本学生RCS第2戦第18回修善寺オープンロード

5月14日に伊豆べロドロームで行われました 全日本学生TRS第2戦、また翌日5月15日に日本サイクルスポーツセンターにて行われました全日本学生RCS第2戦第18回修善寺オープンロードの結果をご報告いたします。

全日本学生TRS第2戦

男子スクラッチ
*クラス2B(10 km)
和泉(農4):17位
男子ポイントレース
*クラス2A(15 km)
和泉(農4):DNF(0 pt)

リザルト

和泉にとって久しぶりのトラックレースとなりました。スクラッチでは完走を果たしたものの、ポイントレースではハイペースな集団についていけずDNFとなりました。
本レースでは移動等で慶應義塾大学の方々にお世話になりました。ありがとうございました。

全日本学生RCS第2戦第18回修善寺オープンロード

・クラス3
平山(教養2):24位
井上(教養2):DNF
長岡(教養2):DNF
加藤(教養2):DNF
岩淵(教養2):DNF

・クラス1,2
生駒(薬M1):DNF
秋山(後期教養3):DNF
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNS

リザルト

登りと下りしかない日本サイクルスポーツセンターで行われる修善寺オープンロード。例年通りのサバイバルな展開となりました。特にクラス1,2では、インカレの前哨戦ともいえるレースであったこと、またそれに加えて多数の実業団選手が参加したことから、非常にハイレベルなレースとなりました。なお、貫名は怪我によりDNSとなりました。

まず、クラス3には4選手が昇格を狙って出場。平山が中盤に集団から遅れますが、その後もグルペットで粘って24位完走。他4選手はメカトラ、落車などの影響もあり、残念ながらDNFに終わりました。

次に、クラス1,2には生駒、秋山、金子の3選手が出場。序盤からの非常にハイペースな展開に、早くも集団からは多数の脱落者が出ますが、その中でも生駒、秋山、金子はともに安定して集団で走行し、生駒は何度か集団から飛び出す動きも見せます。しかしながら、中盤に差し掛かるころ、生駒が序盤の疲労から、秋山が足の痙攣のため集団から脱落、DNFとなりました。金子はその後も集団内で余裕をもって走りますが、14周目ブリヂストンアンカー鈴木選手のアタックをきっかけに大きくペースの上がった集団から脱落。その後も完走を目指したものの、惜しくも17周目にDNFとなりました。
本レースでは学連選手での完走者は20人と非常に少なく、そのような展開の中でも金子は終盤まで残ることができました。インカレには大きく期待が持てます。

また本レースには当部スポンサーである日直商会の水口様がいらっしゃり、熱い応援をいただきました。厚く御礼申し上げます。

次戦は5月27日に行われます第55回全日本学生選手権 チーム・ロード・タイムトライアル大会に生駒、秋山、貫名、長岡が、また続いて5月28日に行われます全日本学生選手権第28回個人ロードTT自転車競技大会に13名が出場いたします。なお、両レース共に東京からも比較的近郊である埼玉県利根川上流域南側にて開催されます。ぜひご声援のほどよろしくお願いいたします。

第18回全日本学生選手権クリテリウム大会・第10回記念大会 ワールドサイクル&ベックオンフェスティバル2016、全日本学生RCS第一戦菜の花飯山ラウンド

4月29日に滋賀県東近江市にて行われました第18回全日本学生選手権クリテリウム大会、5月1日に同所にて行われました第10回記念大会 ワールドサイクル&ベックオンフェスティバル2016と、4月30日、5月1日に長野県飯山市で行われました全日本学生RCS第一戦菜の花飯山ラウンドの結果をご報告いたします。

また、これらの大会に先立ち、DE ROSA JAPAN オフィシャルサイトにて当部をご紹介いただきました。
東京大学自転車競技部、再び!
写真 2016-04-23 22 27 09
ぜひご覧ください。

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第18回全日本学生選手権クリテリウム大会

・予選第一組(20.0km)
秋山(教養3):15位(3 pts)→予選通過

・予選第二組(20.0km)
貫名(教養2):15位(0 pts)→予選通過

・決勝(40.0km)
秋山(教養3):DNF
貫名(教養2):DNF

リザルト

学連主催ロードレース大会としては今年度初戦。また、秋山、貫名はスポンサーの日直商会様よりご提供いただきましたDE ROSA Nickでの初戦であり、非常に気合いの入ったレースとなりました。

秋山が8回目の2位ポイントを獲得するなど、両者危なげなく予選を通過しました。しかし、決勝は風の吹き荒れる中、出走50名に対して完走12名というサバイバルレースとなり、両選手ともに中盤にてDNFとなりました。
今回、日直商会様より提供していただいたMichelinのPower Competitionタイヤを使用しました。結果を残すことはできなかったものの、両者とも決勝序盤まである程度走れる脚力を残すことはでき、転がり抵抗の低さを大いに感じたようです。

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第10回記念大会 ワールドサイクル&ベックオンフェスティバル2016

・クラスC1&C2
貫名(教養2):5位

リザルト

京都・滋賀の自転車競技連盟主催で、全日本クリテリウムの翌々日、同会場で開催されました。ポイントレース形式、20周回で偶数周ごとにポイント周回が設定されました。

ポイント周回を終えるごとにペースが落ち、スプリント力で劣る貫名には不利な展開。そのため緩んだところで集団先頭に出て、コーナーを利用してアタックを仕掛け、2回目のポイント周回を2位で通過します。その後もアタックをかけて集団の人数を減らし、終盤に。ここで貫名が後続グループに吸収されたタイミングで2人がカウンターアタックを仕掛け、脚の残っていなかった貫名は残った集団内でポイントを獲得、最終順位は5位となりました。

DE ROSA JAPAN Facebookページにて、日直商会様のブース展示を訪れた貫名をご紹介いただきました。
記事
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全日本学生RCS第一戦菜の花飯山ラウンド

第一日目(ヒルクライム)
・クラス3A
加藤(教養2):11位(49’31)
 
・クラス3B
井上(教養2):7位(46’23)
長岡(教養2):13位(49’14)

・クラス2
金子(理3):26位(47’15)
生駒(薬M1):DNS

第二日目(クリテリウム)
・クラス3A
加藤(教養2):DNF
長岡(教養2):8位(3 pts)
 
・クラス3B
井上(教養2):13位(0 pt)

・クラス2
金子(理3):27位
生駒(薬M1):DNS

リザルト

こちらも東大出場の学連主催ロードレース大会としては今年度初戦。また、日直商会様よりご提供いただきましたDE ROSA Nickで出場した金子、なんとしても早く昇格したい一年生ともに、力の入るレースでした。
生駒は体調不良により欠場となりました。

一日目のヒルクライム大会では、井上が7位に入賞しました。冬の間の練習の成果が着実に出てきています。
二日目のクリテリウム大会では長岡が3ポイントを獲得し、8位に入賞しました。また、金子も中盤~終盤に集団から抜け出すなど積極的な動きを見せた上でクラス2にて初完走を果たし、大きな成長が見られました。
金子はまだNickのポジション調整が十分とは言えなかったものの、二日目のポイントレースで苦手なコーナー後の立ち上がりでもよく力が伝わったこと、また路面が悪く周りが踏みやめる場面でもしっかり踏むことができたことなど、軽さと剛性のバランス、振動吸収性のよさを感じたようです。
今後も結果を出すことができるよう、精進してまいります。

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次戦は5月14日に伊豆べロドロームで行われます 全日本学生TRS第2戦に和泉が、翌日5月15日に日本サイクルスポーツセンターにて行われます全日本学生RCS第2戦第18回修善寺オープンロードに生駒、秋山、金子、貫名、岩淵、井上、加藤、長岡、平山が出場いたします。
是非ご声援のほどお願いいたします。