第32 回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

6月12日に長野県木曽郡木祖村にて行われました、第32回 全日本学生選手権個人ロードレース大会の結果をご報告いたします。

生駒(薬M1):DNF
秋山(後期教養3):DNF
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNF

リザルト

年間のなかでも大きな意味をもつ、ダム周回の181kmのロードレースです。当部からは生駒、秋山、金子、貫名の4名が出走いたしました。
昨年とは異なり、ローリングなしでのスタート。集団はハイペースで、早々に4名の逃げが形成されました。そして一周めから落車が数回発生。役員無線では情報が飛び交います。
ここで金子が他選手の動きに巻き込まれ、落車。溝があったため機材も故障。ニュートラルカーに対応してもらい、懸命に追います。そして1周目終盤、東大は巻き込まれなかったものの、数名が道に広がって落車。貫名はそのすぐ近くにいましたが、Michelinのタイヤpowerにも助けられ、なんとか回避。中切れができるなか、集団に復帰しました。
3周目、集団はペースを緩めず走行しており、追いつくことができなかった金子はここで赤旗を振られてしまいました。
そして5周目、先頭4名を追う形で、集団から8名の追走が出ます。有力選手が多く、このままでは逃げ切られると思った集団がペースアップ。ここで、脚に余裕のなくなってきた貫名が集団からちぎれます。あきらめず集団を追いますが、7周目にDNFとなりました。
秋山、生駒は集団内で走行。10周目には集団のペースは明らかに落ちました。周回を重ねるごとに、集団で足の残っている選手が数名ずつ前にブリッジ。最も人数の多いメイン集団だったはずが、いつの間にかここに残っていては完走すら危うくなってしまいます。このことに気づいた選手たちがペースアップ。秋山、生駒はついていこうと奮闘したものの、ともに17周でDNFとなりました。

今大会でもたくさんの方々に支えていただきました。
まず、機材に関して、秋山、金子、貫名は日直商会様にご提供いただいたDE ROSA Nickで出場いたしました。また、Michelinの新開発のタイヤであるPower Competition、また以前から名高いpro4を使わせていただきました。路面のグレーチングが多い木祖村のコースでも安定し、高いグリップ力は多発する落車を避けるのに最適でした。
そして多くの方々が遠く長野まで応援に来てくださいました。日直商会・水口様、岩崎OB、中村洋和OB、水田OB、谷OB、浦OB、ありがとうございました。

次回は6月26日に東京都伊豆大島にて行われます、全日本自転車競技選手権大会ロードレース、メンズエリートカテゴリに生駒が出場いたします。エリートカテゴリにはプロ選手が多く出場し、日本でのチャンピオンを決める、注目の大会です。是非ご声援のほどお願いいたします。