文部科学大臣杯第72回全日本大学対抗選手権自転車競技大会

8月25-30日に静岡県伊豆ベロドローム及び5kmサーキットにて行われました、文部科学大臣杯第72回全日本大学対抗選手権自転車競技大会の結果をご報告いたします。

●第2日 トラックレース
*男子4kmチームパーシュート予選
秋山(後期教養3)井上(教養2)平山(教養2)長岡(教養2):19位 4.56.930

トラックリザルト

●第4日 ロードレース
秋山(後期教養3):29位
生駒(M1):40位
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNF
井上(教養2):DNF

ロードリザルト

日本学生自転車競技連盟主催、一年の中で最も大きなレースであるインカレ。今年は静岡県で行われました。

トラックレースは2日目の4kmTPに秋山、井上、平山、長岡の四人が出場。それぞれの引く長さや回数を工夫して40秒台は出せると臨んだレースでしたが、中盤に崩壊。上手く修正することができずに終わり、悔しい結果となりました。

ロードレースには5名が出場。金子は2周目に落車。懸命に前を追いましたがDNFとなりました。その後3周目の1号橋付近で大落車が発生。秋山は集団から飛び出していたので影響を受けませんでしたが、生駒、貫名、井上は落車したり道をふさがれたりと影響を受けました。生駒は集団に追いついたものの、貫名、井上は入ったグルペットのペースが上がらずに貫名は7周、井上は9周でDNFとなりました。残った秋山と生駒は集団の中で安定して走行。途中何度かあったペースアップにも耐えましたが、ラスト3周、有力選手らによる勝負どころのペースアップに踏ん張り切れず、二人ともちぎれてしまいました。しかし、OBをはじめとする沿道の皆さまの応援に背中を押され、苦しみながらも二人とも完走することができました!

今大会も大変多くの方々に支えていただきました。Michelinタイヤpower, DEROSA Nickフレームなど、機材面で多大なるサポートをしてくださった日直商会様。練習メニューをご指導くださったBlue Wychの柿木克之様、孝之様。各選手の機材に対し、丁寧な整備をしてくださったスポーツバイク ハイロードの青山様。遠く修善寺まで足を運んでくださり、応援してくださった小藤OB, 宮崎OB, 白石OB, 中村謙太OB, 安井OB, 荒牧OB, 西岡OG, 水田OB, 谷OB, 浦OB, 林OB。心より感謝いたします。本当にありがとうございました!

新役職のご報告

インカレ後、当部は代替わりを行いました。

・主将:秋山浩杜(後期教養3)
・副将:貫名将人(教養2)
・主務・会計・渉外:植田瑞貴(工3)
・常務:井上功一朗(教養2)
・新歓担当:千葉 将太(教養1)
・WEB更新:岡野諒(教養1)

2016-2017シーズンはこちらの体制で戦います。
部員一丸となって努力を重ねて参ります。これからもどうぞ益々の応援をお願いいたします。

第30回 東京六大学対抗自転車競技大会

8月6日に静岡県日本CSCベロドロームにて行われました、第30回 東京六大学対抗自転車競技大会の結果をご報告いたします。

*男子スプリント予選(200m フライング・タイムトライアル)
貫名(教養2):10位 13.26
金子(理3):11位 13.69

*男子チーム・スプリント決勝
秋山(教養3)貫名(教養2)井上(教養2):54.67

*15km ポイント・レース決勝
生駒(M1):DNF
長岡(教養2):DNF
平山(教養2):DNF

*男子 10km スクラッチ決勝
生駒(M1):DNF
井上(教養2):DNF

*男子 1km タイムトライアル決勝
秋山(教養3):9位 1’12.11
加藤(教養2):12位 1’20.31

* 4 km チーム・パーシュート決勝
秋山(教養3)井上(教養2)長岡(教養2)平山(教養2):4.57.27

*対抗順位
6位(8点)

毎年恒例の六大学対抗のトラック大会。今年は第30回という記念の年のため、例年とは異なり、静岡県日本CSCでの開催となりました。
団抜きには経験が少ないメンバーが多かったこともあり、改善点が多く見つかりました。夏の練習を通して調整を行い、8月末に行われるインカレでよりよい結果を残すことができるよう精進してまいります。
今回の試合を通し、各選手反省点を見つけることができたようです。この経験を今後に生かしてまいります。

役員を務めてくださった宮崎OB、役員のみならず部員を車に同乗させてくださった大脇OB、応援に来てくださった白石OB、金子OB、ありがとうございました。

2016RCS第5戦 湾岸サイクルフェスティバル 湾岸クリテリウム

7月30日に東京都江東区青海にて行われました、2016RCS第5戦 湾岸サイクルフェスティバル 湾岸クリテリウムの結果をご報告いたします。

・クラス3A
平山(教養2):DNF
・クラス3B
新谷(教養1):DNF
・クラス3C
萩原(教養1):DNF
・クラス2A
金子(理3):18位
井上(教養2):22位
・クラス2B
生駒(薬M1):9位
貫名(教養2):DNF

学連レースとしては非常に少ない東京都内でのレース。距離の短い周回のコースで、落車が多く起こりました。

学連レース最初となった、クラス3Aには平山が出走。道幅に対して多い人数の集団だったためポジションをうまく確保できず、落車した影響もありDNFとなりました。
クラス3Bの萩原、3Cの新谷にとっては初のマスドレースでしたが、残念ながらともにDNFという結果となりました。

クラス2Aには金子と井上が出走。井上は序盤は最後尾となってしまい、ペースが速い集団に苦しみます。金子は法政のブリッジに反応、共に逃げようと試みますが、集団がその後ろについてきて逃げを潰した形に。目の前で起こった落車はなんとか回避したものの、苦しい展開となります。中盤でペースが緩み、ここで井上が一気に先頭まで上がって集団から飛び出し。前の2人逃げを1人で追走したものの、1周ほどで吸収されました。こののち前で落車が起こり、回避して遅れ、集団から離れてそのままゴールとなりました。集団に残った金子は、最終スプリントに備えていたものの、最終周回直前の180度コーナーで目の前で落車。足止めとなりスプリントに絡むことはかないませんでした。
クラス2Bには生駒と貫名が出走。5周目の180度コーナーで、貫名の目の前が落車。しかし、ミシュランのハイエンドタイヤのグリップ力に助けられ、横滑りで進路をずらして無事切り抜けることができました。貫名は集団に追いつき、このままポジションを上げます。6周目登りで、集団が緩んだところを狙ってアタック。順天堂大、法政大の選手とともに3人の逃げを形成しました。生駒はコーナー前などで集団を抑え、カウンターアタックに備えて足を溜めて集団に残ります。逃げは集団からかなり距離を稼いだものの、2周ほど逃げたところで貫名が脱落。この順天堂大、法政大の二選手が逃げ切る展開になりました。後ろから生駒が合流し、東大二人で再度前を追いますが、追いつくことができませんでした。貫名はここで体調によりDNFとなりました。その後も集団のペースは上がらず、散発的なアタックが起きるのみ。生駒も何度か数人で抜け出しを図ったものの、互いに牽制しあってすぐに集団に吸収。最終的に三位争いの集団でゴールへ向かい、9位となりました。

結果にはまだ結びついていないものの、上級生は積極的にレース展開に絡むことができるようになってきています。今後の練習を通して、さらなるレベルアップを目指します。

力強い声援を送ってくださった小藤OB、役員執務の合間に激励に来てくださった宮崎OB、写真を撮ってくださった金子OB、応援に来てくださった水田OB、林OB、ありがとうございました。

2016RCS第4戦白馬ラウンド

7月23日、24日に長野県白馬村飯森にて行われました、2016RCS第4戦白馬ラウンドの結果をご報告いたします。

第一日(ポイント形式)
・クラス3A
長岡(教養2):8位(4pts)
・クラス3B
平山(教養2):11位(1pt)
・クラス3C
加藤(教養2):22位(0pt)
・クラス2
井上(教養2):21位(0pt)
生駒(薬M1):DNF(0pt)
秋山(教養3):DNF(0pt)

リザルト

田んぼの中のコースで行われる白馬クリテリウム。特にクラス3の選手にとってはインカレ前昇格のチャンスとあって、各選手が目標をもって臨みました。
クラス3Aには長岡が出走。逃げが決まって昇格争いに加わることができるのは逃げた選手のみ、という展開にうまく乗れず、昇格はかないませんでした。
平山はクラス3Bに出走しました。1回目のポイント周回までは前方に位置取り、中間スプリント手前で2、3番手に着けていたものの、後続選手のスプリントを考慮して後ろに着こうと判断。ポイント後に追いついたものの、先頭集団7名に残ることができませんでした。グルぺットに入って最終周でアタックを試みたものの、10位でのフィニッシュとなりました。
クラス3Cに出走した加藤は、集団内でのポジションをうまく確保できず、22位となりました。
クラス2では、1周完了時に生駒がアタック。慶應の選手と二人逃げになります。集団はこれを追ってペースアップし、一周ほどで逃げは吸収。集団は半分以下に絞られましたが、生駒はアタックしたことによるダメージが大きく、残念ながらDNFとなりました。秋山はメカトラに次ぐ目の前での落車に見舞われ、DNFとなりました。また、井上にとってはこれが昇格後初のレース。集団からちぎれたものの、グルペットで完走を果たしました。今後の成長が期待されます。

第二日(ロードレース形式)
・クラス3B
長岡(教養2):11位
・クラス3C
平山(教養2):12位
加藤(教養2):22位
・クラス2
生駒(薬M1):DNF
秋山(教養3):DNF
井上(教養2):DNF

リザルト

白馬クリテリウムの二日目。前日と同じコースでの開催ですが、ポイントレース形式ではなくロードレース形式となるため、前日とは大きく違った展開となります。
クラス3Bには長岡が出走。始まって15分ほどで逃げができ、集団はこれを容認します。しかし、集団には牽く人があまり現れず、長岡はここからブリッジをかけて逃げに合流。しかし、先に逃げていた選手は踏み止め、意図せずして一人逃げになってしまいます。長岡は健闘しますが、ラスト一周であえなく吸収。レース展開にはうまく乗れていたものの、あと一歩及びませんでした。
加藤、平山はクラス3Cに出走。平山は前日の反省を生かし、戦略的な動きをすることを徹底。途中散発的にアタックがかかるものの、決まることはなく、先頭に留まりつづけます。しかし、集団のペースが上がらなかったため残った人数が多く、集団でのゴールスプリントでの決着という展開になることが濃厚に。3周目、加藤が集団からちぎれました。平山は勝負をゴールスプリントに持ち込みたくなかったものの、飛び出せないまま残り1周になってしまいます。集団は一気にペースアップし、平山はポジションを上げることができなくなってしまいました。健闘したものの、集団最後尾でのゴールとなりました。
クラス2ではアクチュアルスタート後、すぐに法政大の選手二人が逃げを形成、他の法政大選手が集団を抑える動きを始めます。生駒はここで逃げに加わり、先頭は5人になりますが、間もなく吸収されました。集団のペースは速く井上はドロップ。ここで生駒の後方で集団内落車が発生。井上はこれによって形成されたグルペットに回収されて集団を追いますが、集団復帰直前でちぎれ、DNFとなりました。人数が絞られた集団のペースは速く、生駒はここから千切れ、DNFとなってしまいました。

結果は出なかったものの、各選手がそれぞれ自分に何が足りないのか、それを補うには何をすればよいのか考える機会となった試合でした。
8月前半から始まる夏合宿での練習で、ステップアップを目指します。

2016RCS第3戦大町美麻ロードレース

7月17日に長野県大町市美麻特設コースにて行われました、2016RCS第3戦大町美麻ロードレースの結果をご報告いたします。

・クラス3
井上(教養2):3位→クラス2へ昇格!
平山(教養2):22位
長岡(教養2):32位
加藤(教養2):49位
岡野(教養1):DNF
千葉(教養1):DNF

・クラス2
秋山(教養3):DNF
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNF

リザルト

昨年度は開催されなかった美麻ロードレース。昨年のインカレ会場でもあり、特にクラス1+2のレースでは完走者が非常に少ない展開になりやすいことでも知られるコースです。
クラス3には二年生四名と一年生二名が出走。一年の岡野、千葉は一周目で遅れ、健闘したものの二周でDNFとなりました。また、加藤はメカトラブルに見舞われ、集団から離脱。長岡はポジション取りがうまくいかず、集団後方で走っていたのが災いし千切れました。3周目の半分まではペースが上がることもなかったため、かなりの人数が集団に残っていました。ここで逃げを形成しておきたい井上は短い登りでアタック。しかし単独で逃げるには先が長いと判断し、下りで踏みやめて集団に戻ります。これによって集団は、25人に縮小。次に勾配のきつい坂に入ったところで中央大の選手が飛び出し、集団のペースが一気に上がりました。平山も一時遅れますが、下りを使って集団に復帰しました。集団はアタックした選手との差をすぐに埋め、勝負はゴール直前のきつい坂に。井上は脚が攣るも必死で踏み、最初に飛び出した3人からやや遅れる形で1人で飛び出し。一人を捲ってホームストレートへ入り、3位でゴール。前日のトラックに続き、ロードでもインカレ出場権を手にしました!これを受け、井上の2016年度RCSランキングは23位となっています。
クラス2には競技三年目の3名が出場しました。2周目で10人ほどが抜け出し、一気に集団が加速。3周目で一度集団のペースが落ち着きますが、ここまでのハイペースにより人数は大幅に減少しました。続く4周目で逃げは集団に吸収され、有力選手が飛び出します。これを追って秋山も踏みますが、集団に追い付かれ、脚へのダメージが大きくこのまま集団から遅れてしまいました。5、6周目では日大や明治大の選手が飛び出し、このまま決まるのではないかと予想されるような有力な逃げを形成。金子がこの逃げを追い、貫名は集団内に潜伏して備えます。しかし集団内に脚の残った追う意思のある選手が少なく、統制がとれないまま金子は集団に戻りました。この周の坂に差し掛かったところで人数が残っているチームの選手が集団を抑え、単独で積極的に牽こうとする選手もおらず、集団は一気にペースを落とします。8周め、メイン集団はこのままでは完走することすらできないグルペットペースに。まず貫名が集団を抜け出し、数名の選手と共に前を追いますが、激坂手前で一旦集団に追いつかれました。ここから集団はさらにペースダウン。貫名は再び集団を抜け出し、ここに金子も合流しました。しかし、脚が揃わずグルペット崩壊。後方からペースを若干上げてきた集団に合流するも、先頭との差が開く一方で、11周完了時に下ろされてしまいました。
126名出走に対し完走者は9名と、例年にたがわず過酷なレース展開となりました。

小藤OBには前日のTRS第三戦に続き応援にお越しいただき、力強い声援を送っていただきました。ありがとうございました。

2016TRS第3戦 松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)

7月16日に長野県松本市美鈴湖自転車競技場にて行われました、2016TRS第3戦 松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)の結果をご報告いたします。

・4km インディビデュアルパーシュート
井上(教養2):8位 5.08.444→B基準達成!
平山(教養2):11位 5.23.941→B基準達成!

・ポイントレース(クラス 3・10km)
平山(教養2):3位(8pts)

リザルト

インカレトラック出場に向け、基準を満たす記録を得ることを目指して出場した今大会。
4km インディビデュアルパーシュートで井上、平山ともにB基準を達成し、インカレへの出場権を得ました!
ポイントレースには平山が出走。ポイント周回の度にもがく展開に持ち込みたくない平山は、まず人数を減らすべく開幕直後にアタックをかけるも失敗。一回目のポイント周回には集団のまま突入します。早めにもがき、数名は引き離したものの、明星大の選手に捲られ2位で通過しました。こののち同志社大選手がアタックしますが、すぐに吸収され、明星大がカウンターアタック。4人で追う形になったものの、もう勝負は決まってしまう展開のためペースは上がらず。平山は4回目のポイントの2周手前でアタックしたものの、他選手に追い付かれ総獲得ポイントは8ポイント、3位となりました。
この大会では、小藤OBが応援に来てくださいました。ありがとうございました。

2016東京都クラブ対抗ロードレース大会

7月10日に静岡県日本CSCにて行われました、2016東京都クラブ対抗ロードレース大会の結果をご報告いたします。

・クラスA
貫名(教養2):7位
金子(理3):10位
秋山(教養3):DNF
・クラスC
岡野(教養1):14位
千葉(教養1):23位

リザルト

クラスC出場の一年生二人にとっては初のマスドレース。集団の速いペースに圧倒され、ちぎれてしまったものの、2名ともに完走。レース経験から得るものが大きかったようです。
クラスAには競技3年目の3名が出場しました。序盤は散発的なアタックがかかっては吸収され、集団のペースが速いままの展開。3周目の一号橋で、秋山がアタック。貫名がそれについていき、東大の2人逃げを形成。同チーム2名の逃げであるため集団はこれを追うほかなく、集団は活性化して人数が半分程度まで絞られます。ここから一気にペースが落ち着き、貫名・秋山も集団に戻りました。中盤、有力選手2人が抜け出し、もう1選手がブリッジして3人の逃げが形成。集団内で足が残っている選手が少なかったことと、ここまでは逃げがすぐに吸収されていたこともあり、集団のぺースは上がらず、このアタックを逃がしてしまいます。貫名が次の一号橋で前に出てペースアップを図ろうとすると、後ろが着いて来ず単独に。集団内にとどまった金子は、チームから逃げが出ている以上牽く必要がないためそのまま走り続けます。貫名は一定ペースで前を追ったものの、すでに1分は離されており、追いつかないまま8周目に後ろの集団に吸収されますが、集団からはどんどん選手がこぼれていき、すぐに4人になってしまいました。貫名も中盤までの動きで脚を使ってしまっていたものの、なんとかこの小集団にとどまって最後の秀峰亭で飛び出し、7位。金子もその後の集団内でゴールしました。

第85回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース

更新が滞り、大変申し訳ございません。
6月26日に東京都大島市にて行われました、第85回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースの結果をご報告いたします。

・カテゴリME
生駒(薬M1):DNF
リザルト

年に一回、日本でのチャンピオンを決めるロードレース。
当部からは、ツールド北海道2015の完走により出場権を得た生駒が出走いたしました。
前日に行われたU23のレースでは開始2周で集団が大分裂するという厳しい展開で、名実ともに日本のトップが出場するメンズエリートカテゴリでは、さらに厳しいレースになることが予想されました。
序盤は速いペースで展開していきます。生駒は下りで遅れるものの、登りでポジションを上げ、集団中ほどで2周目の道幅が狭い箇所での狭い登りに突入。ここでも集団のペースは緩まず、生駒はやや遅れてしまいます。2周目完了時には、出場選手の1/3強が千切れてしまいました。グルペットに入った生駒はなんとか集団に合流しますが、再び遅れ、後ろのグルペットに入ります。六周まで奮闘しましたが、集団との差が開き、残念ながら赤旗を振られることとなりました。
今回、当部OBでチームブリジストンアンカー所属の西薗良太選手が、前日のタイムトライアルで優勝され、2012年に続き、二回目の全日本TTチャンピオンの座を獲得されました!また、MEカテゴリのロードレースではチームの勝利に貢献したうえでの二位と、輝かしい戦績を残されました。おめでとうございます!
応援に来てくださりtwitterでの実況を行ってくださった水田OB、サポートをしてくださった浦OBには大変お世話になりました。ありがとうございました。

第32 回 全日本学生選手権個人ロードレース大会

6月12日に長野県木曽郡木祖村にて行われました、第32回 全日本学生選手権個人ロードレース大会の結果をご報告いたします。

生駒(薬M1):DNF
秋山(後期教養3):DNF
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNF

リザルト

年間のなかでも大きな意味をもつ、ダム周回の181kmのロードレースです。当部からは生駒、秋山、金子、貫名の4名が出走いたしました。
昨年とは異なり、ローリングなしでのスタート。集団はハイペースで、早々に4名の逃げが形成されました。そして一周めから落車が数回発生。役員無線では情報が飛び交います。
ここで金子が他選手の動きに巻き込まれ、落車。溝があったため機材も故障。ニュートラルカーに対応してもらい、懸命に追います。そして1周目終盤、東大は巻き込まれなかったものの、数名が道に広がって落車。貫名はそのすぐ近くにいましたが、Michelinのタイヤpowerにも助けられ、なんとか回避。中切れができるなか、集団に復帰しました。
3周目、集団はペースを緩めず走行しており、追いつくことができなかった金子はここで赤旗を振られてしまいました。
そして5周目、先頭4名を追う形で、集団から8名の追走が出ます。有力選手が多く、このままでは逃げ切られると思った集団がペースアップ。ここで、脚に余裕のなくなってきた貫名が集団からちぎれます。あきらめず集団を追いますが、7周目にDNFとなりました。
秋山、生駒は集団内で走行。10周目には集団のペースは明らかに落ちました。周回を重ねるごとに、集団で足の残っている選手が数名ずつ前にブリッジ。最も人数の多いメイン集団だったはずが、いつの間にかここに残っていては完走すら危うくなってしまいます。このことに気づいた選手たちがペースアップ。秋山、生駒はついていこうと奮闘したものの、ともに17周でDNFとなりました。

今大会でもたくさんの方々に支えていただきました。
まず、機材に関して、秋山、金子、貫名は日直商会様にご提供いただいたDE ROSA Nickで出場いたしました。また、Michelinの新開発のタイヤであるPower Competition、また以前から名高いpro4を使わせていただきました。路面のグレーチングが多い木祖村のコースでも安定し、高いグリップ力は多発する落車を避けるのに最適でした。
そして多くの方々が遠く長野まで応援に来てくださいました。日直商会・水口様、岩崎OB、中村洋和OB、水田OB、谷OB、浦OB、ありがとうございました。

次回は6月26日に東京都伊豆大島にて行われます、全日本自転車競技選手権大会ロードレース、メンズエリートカテゴリに生駒が出場いたします。エリートカテゴリにはプロ選手が多く出場し、日本でのチャンピオンを決める、注目の大会です。是非ご声援のほどお願いいたします。