2017東京都クラブ対抗ロードレース

7月9日に静岡県CSC5kmサーキットにて行われました、2017東京都クラブ対抗ロードレースの結果をご報告いたします。

●クラスC 23.5km
木村(響)(教養1):7位
一木(教養1):12位
依田(教養1):17位
阪口(D3):23位
菅家(教養1):26位
西田(教養1):28位

●クラスB 33.5km
安西(工4):5位←入賞!
山本(法3):DNF

●クラスA 53.5km
生駒(M1):DNF

リザルト

新入生にとって初のマスドレースとなりました。

クラスCは皆健闘したものの、最高位は木村響の7位で入賞はなりませんでした。クラスBでは安西が入部2ヶ月にして5位入賞の快挙。クラスAの生駒はパンクに見舞われDNFとなりました。

第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会

7月1,2日に静岡県伊豆ベロドロームにて行われました、第58回全日本学生選手権トラック自転車競技大会の結果をご報告いたします。

●ポイントレース予選2組
井上(工3):15位(0pt)
●ポイントレース予選3組
長岡(経済3):10位(-16pts)
●スクラッチ予選4組
新谷(教養2):7位

リザルト

文部科学大臣杯に並び、トラック競技の学生日本一を決める大会です。東大からは、競技3年目の井上と長岡がポイントレースに、競技2年目の新谷がスクラッチにエントリーしました。

井上は先頭交代時のミスで脚を使ってしまったこともあり、ポイントをとることはできませんでした。長岡は最初のポイント周回で3位に入りポイントを取ったものの、分裂した前方の集団にラップされてしまい-20ポイント。両者とも予選通過はなりませんでした。

スクラッチに出場した新谷は、終盤まで集団に残るも最後のもがきで一歩及ばず、7位。上位6名に惜しくも入れず決勝進出を逃しました。

三名とも予選突破はなりませんでしたが反省点や手ごたえをそれぞれが感じられたようです。この経験を活かしてこれからも精進してまいりますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

役員を務めてくださったOBの皆様ありがとうございました。

第86回 全日本自転車競技選手権大会ロードレース

更新が遅くなり申し訳ありません。6月23日から25日に青森県階上町にて行われました、第86回 全日本自転車競技選手権大会ロードレースの結果をご報告いたします。

●男子U23 個人TT
秋山(教養2):18位 17’42″61 Ave44.04km/h
公式リザルト

●男子エリート ロードレース
生駒(M1):DNF
公式リザルト

全日本選手権。言わずと知れたロードレースの日本チャンピオンを決める大会です。この大会に、秋山は2016インカレロード29位で、生駒は2016ジャパンカップ第2組14位で出場権を獲得しました。ここ5年ほど東大自転車部競技班からの出場は1名が続いており、複数名が出場するのは久しぶりのことです。
生駒はロードレースのみのエントリー。秋山は個人TT、ロードレースともに出場する予定でしたが、個人ロードでの落車により右手首を剥離骨折。ロードレースは断念、個人TTも出走が危ぶまれましたが、急遽当部スポンサーのSport Bikes HiRoadオーナー・青山様に左右のシフターを組み替えて頂き、出走することができました。青山様、本当にありがとうございました。

・男子U23 個人TT
学連でいえばクラス1の有力選手が多数出場するこのカテゴリー。秋山は競技四年目にして初の出場となります。
試走はもちろん、入念にコース動画を見てコースレイアウトを把握するなど事前準備を徹底的に行い、レース序盤から強気な走りで快走。後半ペースを落とすものの、持てる力を出し切り、結果は18位。トップ層と肩を並べ、さらに20位以下に与えられる来年の全日本選手権の出場権を得ました。

・男子エリート ロードレース
当日の実況まとめ
多数の日本のトッププロが出場し、勝者に「全日本王者」の称号が与えられるカテゴリー。今年度はトレック・セガフレードに所属し、本場ヨーロッパのステージレースで活躍する別府選手も2014年度以来初のエントリー。昨年度優勝選手、五輪代表選手などのメンバーが出揃い、エースを勝たせるための各チームの思惑がぶつかり合う、非常にハイレベルで過酷なレースになることが予想されました。生駒は昨年も同カテゴリーのロードレースに出場。昨年は伊豆大島の厳しいコースと展開に対応することができず、6/13周DNFでした。大学所属選手の出場は2名のみと、学連レースと大きく異なる状況のなか、今年は完走を目標に臨みました。

レースは1周目から有力選手が多数巻き込まれる落車が発生する大波乱。ここで生駒も足止めをくらい遅れますが、同じく遅れた有力選手たちと協力して無事集団に復帰します。この後も落車の影響をこらえ走っていた選手が多数レースを離脱し、2周目の時点で出走119人に対してすでに集団は60名程度。この集団に残れなかった選手は、まもなくすべて赤旗を振られることに。多くのチームが選手を失って集団が混乱するなか、生駒が3周目完了手前でシマノの選手と2人で抜け出し、その後一人逃げで前を走る東京ヴェントス・高木選手を追う形で独走に。1周ほどそのまま走ったのち、集団に吸収されます。5周目上りで集団から遅れるものなんとか復帰。その後もちぎれても諦めずに集団復帰して粘りますが、7周目に入ったところでの遅れが決定的となり、7周途中でDNFとなりました。

出走119人に対して完走はたったの20人、名を知られた選手ばかり。そんな中生駒は残り60人ほどになるまで積極的な走りをみせ、健闘しました。

今回の大会に際しては、本当にたくさんの方にお世話になりました。TTのためにDE ROSA FORMULA KINGを準備してくださり、いつも通りMichelinのタイヤをご提供くださった日直商会様。剥離骨折をした秋山がTTに出場するために急遽シフターを組み替えるという無茶に快く対応してくださったSportBikesHiRoadオーナーの青山様。生駒のためにバイクを整備してくださった上に新しいホイールを準備してくださったASTUTOオーナーのTim様。そして遠方の大会で選手の費用負担が大きくなり困っていたところに援助の手を差し伸べてくださり、応援のお言葉をかけてくださったたくさんのOBOG会の皆様。もし皆様がいらっしゃらなければ、東大自転車部競技班はこのレースに出場することはできませんでした。
大学チームという立場でありながらこのような貴重な機会を得ることができたのは、平素から支えてくださる皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました

ロードレースでの今シーズンの大きな試合として、9月3日の文部科学大臣杯が残っています。最終年となる生駒、秋山、貫名、また2度目の出場となる井上、長岡、ついに初出場の平山と、すでにこの4年で最多となる6名の出場が決定しています。
2017シーズンはRCSレースの数が大幅に減少しており、今月末7月29日、30日に開催される白馬クリテリウムでの昇格が文部科学大臣杯出場の最終切符です。上級生はもちろん、本年度入部の選手たちも懸命に練習を重ね、昇格が目の前に迫るところまで来ています。残された期間も限界まで力を引き上げられるよう精進いたします。ぜひご声援のほどお願いいたします。

【広報】新ユニフォームPV

2017年、夏。
東京大学運動会自転車部競技班は、新しいユニフォームを着用いたします!

メーカーは、Trek-SegafredoやBahrain Meridaも使用するSportful。袖口のカット、ビブの素材、前後で違う生地、フィットする素材感など、その性能はお墨付きです。
カラーは東大のスクールカラーである「淡青」。全日本TTチャンピオンでもあるOB・西薗良太選手時代にも東大がこのカラーを着用していたことを思い出された方もいらっしゃるかもしれません。

今回、前回のユニフォームで採用されていた胸元のUTokyoの文字は変わらず。再び淡青を基調とし、かつ東大マークのもう一つのカラーである黄色のラインを入れてデザインされました。

この新ウェアでこれからのシーズンを走り抜きます。
新しいウェアの東大自転車部にも、ぜひ変わらぬご声援のほどお願いいたします!

第33回全日本学生選手権個人ロードレース大会

6月11日に岩手県紫波町にて行われました、第33回全日本学生選手権個人ロードレース大会の結果をご報告いたします。

生駒(M1):45位
井上(工3):69位
秋山(教養2):DNF
貫名(工3):DNF
長岡(経済3):DNF

リザルト

年間でも大きな大会の一つである個人ロードレース。東大は昨年よりも一人多い5名のエントリーとなりました。

当日は空模様が怪しく、気温も少し低い中でのスタートとなりました。東大の選手は全員クラス2の最前列からスタートしました。

1周目は全員集団内でクリアします。しかし、長岡、貫名が相次いでメカトラ。DNFを余儀なくされ、3周回完了時には東大は3人まで数を減らします。

レースは序盤にアタックがかかり、逃げグループが形成されます。東大の三人はいずれも集団内で周回を重ねていきます。

平坦が長く上りが短いというコースの特徴もあり、一時は2分以上開いた逃げと集団のタイム差は徐々につまり、残り5周ほどで吸収。レースは振り出しに戻ります。

ここで秋山はコーナーで落車。手を痛め無念のDNFとなりました。また、吸収時のペースアップで集団後方にいた井上は中切れに巻き込まれ集団からドロップ。完走が危ぶまれましたが途中で切られることなく走り切り、自身初の選手権ロードレース完走を果たしました。

この後は1人逃げやブリッジなどもありましたが残り1周で吸収。ラストに向け集団がペースアップします。レースは結局アタックをかけた日大武山選手が他選手を振り切り優勝。生駒は集団中程でのゴールとなりました。

東大としてはメカトラや落車でのDNFが多く、もっといい結果を残せたという思いもありますが、昨年のインカレに引き続き2名の完走者を出すことが出来ました。

役員を務めてくださった大脇OB、白石OB、応援に来てくださった水田OB、谷OB、ありがとうございました。また、今回の大会出場に伴い、OB会の皆様にはたくさんのご支援をいただきました。本当にありがとうございました。