2016RCS第3戦大町美麻ロードレース

7月17日に長野県大町市美麻特設コースにて行われました、2016RCS第3戦大町美麻ロードレースの結果をご報告いたします。

・クラス3
井上(教養2):3位→クラス2へ昇格!
平山(教養2):22位
長岡(教養2):32位
加藤(教養2):49位
岡野(教養1):DNF
千葉(教養1):DNF

・クラス2
秋山(教養3):DNF
金子(理3):DNF
貫名(教養2):DNF

リザルト

昨年度は開催されなかった美麻ロードレース。昨年のインカレ会場でもあり、特にクラス1+2のレースでは完走者が非常に少ない展開になりやすいことでも知られるコースです。
クラス3には二年生四名と一年生二名が出走。一年の岡野、千葉は一周目で遅れ、健闘したものの二周でDNFとなりました。また、加藤はメカトラブルに見舞われ、集団から離脱。長岡はポジション取りがうまくいかず、集団後方で走っていたのが災いし千切れました。3周目の半分まではペースが上がることもなかったため、かなりの人数が集団に残っていました。ここで逃げを形成しておきたい井上は短い登りでアタック。しかし単独で逃げるには先が長いと判断し、下りで踏みやめて集団に戻ります。これによって集団は、25人に縮小。次に勾配のきつい坂に入ったところで中央大の選手が飛び出し、集団のペースが一気に上がりました。平山も一時遅れますが、下りを使って集団に復帰しました。集団はアタックした選手との差をすぐに埋め、勝負はゴール直前のきつい坂に。井上は脚が攣るも必死で踏み、最初に飛び出した3人からやや遅れる形で1人で飛び出し。一人を捲ってホームストレートへ入り、3位でゴール。前日のトラックに続き、ロードでもインカレ出場権を手にしました!これを受け、井上の2016年度RCSランキングは23位となっています。
クラス2には競技三年目の3名が出場しました。2周目で10人ほどが抜け出し、一気に集団が加速。3周目で一度集団のペースが落ち着きますが、ここまでのハイペースにより人数は大幅に減少しました。続く4周目で逃げは集団に吸収され、有力選手が飛び出します。これを追って秋山も踏みますが、集団に追い付かれ、脚へのダメージが大きくこのまま集団から遅れてしまいました。5、6周目では日大や明治大の選手が飛び出し、このまま決まるのではないかと予想されるような有力な逃げを形成。金子がこの逃げを追い、貫名は集団内に潜伏して備えます。しかし集団内に脚の残った追う意思のある選手が少なく、統制がとれないまま金子は集団に戻りました。この周の坂に差し掛かったところで人数が残っているチームの選手が集団を抑え、単独で積極的に牽こうとする選手もおらず、集団は一気にペースを落とします。8周め、メイン集団はこのままでは完走することすらできないグルペットペースに。まず貫名が集団を抜け出し、数名の選手と共に前を追いますが、激坂手前で一旦集団に追いつかれました。ここから集団はさらにペースダウン。貫名は再び集団を抜け出し、ここに金子も合流しました。しかし、脚が揃わずグルペット崩壊。後方からペースを若干上げてきた集団に合流するも、先頭との差が開く一方で、11周完了時に下ろされてしまいました。
126名出走に対し完走者は9名と、例年にたがわず過酷なレース展開となりました。

小藤OBには前日のTRS第三戦に続き応援にお越しいただき、力強い声援を送っていただきました。ありがとうございました。

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