第19回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会

6月21日に栃木県大田原市にて行われました、第19回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会の結果をご報告いたします。

・U23の部(12.4km)
浦(工4):10位
リザルト


(撮影:江國健夫さま)

初の関東での開催となった全日本選手権。まずはタイムトライアルから行われました。
コースは最後の勾配のきつい坂が特徴的な一周12.4km。雨の予報だったもののU23の間は降り出すことなく、気温もさほど高くない曇りという天候の中開催されました。

東京大学自転車部からは主将・浦が出場。
準備をして臨んだものの、調子が上がらず10位となりました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。

次回は6月27日の第84回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースに、浦が出場いたします。ぜひ応援をお願いいたします。

第31回全日本学生選手権個人ロードレース大会

6月14日に長野県木曽郡木祖村にて行われました、第31回全日本学生選手権個人ロードレース大会の結果をご報告いたします。

(撮影:信州ふぉとふぉと館さま)

浦(工4):優勝!!
生駒(薬4):DNF
林(工3):DNF
秋山(教養2):DNF
和泉(農3):DNF
リザルト
浦のレースレポート


(撮影:信州ふぉとふぉと館さま)

奥木曽湖の周りの9kmのコースを20周し、最後に1kmの坂を上るというロードレース。
例年雨が降ることが多いこのレースですが、今年は天候に恵まれ、路面が完全に乾いた状態で行われました。

序盤から逃げをはかる選手が多く、これによってレース展開が作られました。
まず1周目、3人が逃げを形成します。これは4周目には吸収され、2人が再度アタックするもこの逃げも吸収。3周目、秋山は他選手との接触により集団から遅れ。6周目には集団が前後二つに分かれ、どちらも30~40人になるも再び合流します。
8周目、先頭で動きがあり、有力選手を多く含む19名の逃げが形成されます。浦はこのとき後方集団にいました。しかし後方集団内では、先頭に選手を送り込むことができなかった法政大の5名ほどの選手が集団を強力に牽引。これによって後方集団は逃げ集団と合流します。しかし林はこの動きにより足が攣り、レースを降りることとなってしまいました。
補給区間手前のカーブで落車が起こるものの、中切れができることなくレースは進みます。11周目、日本大の草場選手、鹿屋体育大の山本選手、法政大の島袋選手が逃げを打ちます。さらにその中から島袋選手がアタックして抜け出しますが、3名とも集団に吸収され、15周目の時点で逃げはいない状況に。生駒がいたグルペットは、12周目で降ろされてしまいました。
ここで浦が動きます。16周目、浦は京都産業大の須堯選手と二人で抜け出し、17周目には集団と50秒もの差がつきました。しかしこのとき、10~20名ほどの選手が集団から抜け出してこの二人逃げの追走を開始します。一方先頭では、須堯選手が遅れて浦は一人逃げに。周りからの声援も大きくなります。浦は逃げ続けるものの、19周めには鹿屋体育大の徳田選手、朝日大の秋田選手、日本体育大の小林選手、明治大の松本選手、中京大の小玉選手という有力選手の小集団が浦に5秒のところまで迫りました。
しかし浦は振り返ることなく踏み続け、下りのワインディング区間で勝負に出て後続に一気に差をつけます。最終周回完了、残りは坂1㎞のみとなった時点では、50秒もの差がついていました。
そして浦は、最後の坂を独走。後続は全く見えません。最後まで懸命に踏み続け、後続に30秒以上の差をつけてフィニッシュ。ついに浦が、学生の頂点に立ちました!

東京大学自転車部競技班としても、個人ロードレース大会での優勝は初という快挙です!
また、年々学連のレベルは上がっているとも言われる中、大学から自転車競技を始めた浦が優勝したことは非常に大きな成果です。
これで当部から全国制覇を成し遂げた選手は西薗OB、安井OBに続き3人目となりました。

今大会にあたり、スポンサーの皆様から多大なるご支援を頂きました。
練習メニューからご指導くださったBlue wych柿木様、Michelin pro4のみならずKASKのエアロヘルメットInfinityをご提供くださった日直商会様、本当にありがとうございました。また、多くのOBの皆様が応援し、祝福してくださいました。ありがとうございました。
どうぞこれからも東京大学自転車部競技班をよろしくお願いいたします。

次回は6月21日の第19回全日本選手権個人タイム・トライアル・ロード・レース大会に、浦が出場いたします。

全日本学生選手権 第27回個人ロードTT自転車競技大会

6月7日に埼玉県利根川上流域南側にて行われました、全日本学生選手権 第27回個人ロードTT自転車競技大会の結果をご報告いたします。

・男子普及の部(30.8km)
貫名(教養1):6位(44’21”072)→入賞、クラス2へ昇格!
上村(教養2):18位(47’00”433)
金子(教養2):33位(48’48”921)
長岡(教養1):51位(52’39”748)
井上(教養1):58位(54’41”697)
太田(教養1):60位(55’49”136)
平山(教養1):62位(57’16”585)
加藤(教養1):67位(1:00’50”198)

・男子の部(30.8km)
浦(工4):3位(42’21”685)→入賞!
生駒(薬4):46位(45’51”643)
和泉(農3):55位(46’49”015)
秋山(教養2):DNF

リザルト

前週のチームタイムトライアルと同じ会場で行われた、個人でのタイムトライアルレース。選手権大会であるため、クラス3の選手は男子普及の部、クラス1、2の選手は男子の部への出場となりました。男子普及の部開始時にはほぼ無風で、男子の部開始時には風が吹きはじめていたもののそれほど強い風ではないという、前週とはかなり異なった気候の中競技が行われました。

普及の部には学連2年目の貫名、金子と、1年目の上村、長岡、井上、太田、平山、加藤が出場。学連1年目の選手にとっては初レースとなりました。思い通りの結果が得られた選手ばかりではありませんが、出場そのものが良い経験になったと感じた選手も多いようです。
このうち、貫名は6位に入賞しました!これは学連クラス3内では4位のタイムであったため、クラス2への昇格が決まりました!この結果を受け、今年度のインカレ出場権を得た選手は6名となりました。

男子の部には浦、生駒、和泉、秋山が出走。秋山は出走直後のメカトラによりDNFとなりました。
そして主将浦が3位に入賞しました!全国から選手が集まるこのレースで表彰台に上ることができたということは、非常に大きな意味を持つのではないかと思います。

今回の結果を受け、選手たちはまた練習を開始しています。毎週試合が続き非常に忙しい中、結果を残すため懸命に努力しています。

次回は6月14日の第31回全日本学生選手権個人ロードレース大会に、浦、林、生駒、和泉、秋山の5名が出場いたします。大変重要な意味をもつレースとなります。ぜひ応援をお願いいたします。

第54回全日本学生選手権 チーム・ロード・タイムトライアル大会

5月31日に埼玉県利根川上流域南側にて行われました、第54回全日本学生選手権 チーム・ロード・タイムトライアル大会の結果をご報告いたします。

浦(工4)林(工3)和泉(農3)秋山(教養2):1:26’38”00(優勝タイム+03’33”33)、平均43.22km/h →7位入賞!

リザルト

今年度の距離は昨年度と同じ62.4km。数日前までは雨が危惧されていたものの、当日は晴れて気温は30度を超え、テントが飛ばされそうになるほどの強風が吹き荒れる中でのレースとなりました。

往路は向かい風、復路は追い風となってどちらでも脚が削られ、どの大学も予定通りの走りができない状況となりました。ペース配分が鍵を握るという、東大にとっては有利に働く可能性のある条件でしたが、東大も例外ではなく強風に翻弄され、このチャンスを生かすことができませんでした。

結果は昨年度と同じ7位入賞となりました。目標としていた表彰台に上がることはできませんでしたが、入賞したことで来年度のシード権は得ることができました。来年度こそはさらなる上位を目指し、部員一丸となって一層練習に励みます。

今大会では非常に多くの方々が応援に来て下さいました。お忙しい中おいで下さった岩崎OB、小藤OB、役員の仕事の前に激励にきてくださった宮崎OB、応援はもちろん早朝練習でも選手のサポートをしてくださった水田OB、サポート人員が足りない中で水の補給まで手伝ってくださった中村謙太OB、荒牧OB、中村洋和OB、谷OB、そして今年も東大自転車部競技班のTTを支えてくださったBluewych柿木さま、本当にありがとうございました!

次回は6月7日の全日本学生選手権第27回個人ロードTT自転車競技大会に12名が出場いたします。チーム・ロード・タイムトライアル大会と同じく、埼玉県利根川上流域南側にて行われます。ぜひ応援をお願いいたします。