全日本学生ロードレース・カップ・シリーズ第5戦 湾岸サイクルフェスティバル 湾岸クリテリウム

7月25日に東京都江東区青梅で行われました全日本学生RCS第5戦湾岸クリテリウムの結果をご報告いたします。

・クラス3B
金子(教養2) :7位

・クラス3C
上村(教養2) :DNF

・クラス2A
和泉(農3) :13位
秋山(教養2) :DNF

・クラス2B
林(工3) :6位
貫名(教養1) :10位

リザルト

当日は38℃にもなる猛暑の中、お台場という大都会でレースが開催されました。

まずクラス3Bには金子が昇格を狙って出走いたしました。
金子は終盤までほぼ全ての周回を先頭付近で通過し、積極的なレース展開を見せました。終盤になるころには集団も9名となり、そこからゴールスプリントに持ち込みたくない金子はペースアップを図りましたが失敗に終わり、最終的には集団後方でのゴールとなりました。昇格を狙っていた金子にとっては悔しい結果となりましたが、初の学連レースでの入賞となりました。

クラス3Cには上村が出走いたしました。
腰に故障を負い不安の残る中の出走ではありましたが、中盤までは集団に食らいつく粘りの走りを見せました。しかしながら終盤、前走選手の落車の影響を受け、停止を余儀なくされ集団から離されてしまいました。その後も完走を目指して諦めずに走り続けるも、ラスト1周に入るところでDNFとなりました。悔しい結果に終わってしまったものの上村にとって初の学連マスドレースであったということもあり、この経験を生かした今後の活躍が期待されます。

クラス2Aには和泉、秋山が出走いたしました。
ともに集団前方で積極的に展開していましたが、秋山は中盤にトラブルの影響を受けて集団後方へと下がってしまい、そのまま集団後方でクリテリウム特有の加減速を強いられることとなり、そこで足を使ってしまいDNFとなりました。和泉は終盤までゴールスプリントを狙って集団内に待機していたものの、終盤のペースアップに耐えきれず集団から離されてしまい、13位フィニッシュとなりました。二人とも納得のいく結果とはならなかったものの、集団前方での展開など良い経験を得ることはできました。これを糧に今後の飛躍が期待されます。

クラス2Bには林、貫名が出走いたしました。
こちらも共に集団前方で積極的に展開し、序盤早速下り区間を利用して貫名が数名と共に抜け出します。この動きは流石に集団が容認せず吸収されましたが、その後7周目に入るところで再び貫名がアタック。集団内では林が追走選手のチェックやメイン集団の抑えに回ったこともあり、そのまま単独での逃げに。途中最大15秒もの差をつけて10周目突入時点まで逃げ続けました。その後、貫名の吸収後は林が集団前方でゴールスプリントに備えます。林は最終コーナーを4番手程で回ったものの最後のスプリントに対応できず6位でのフィニッシュとなりました。貫名は集団吸収後も粘り、11周回目に入るところで千切れたものの、10位にてフィニッシュいたしました。
貫名は初のクラス2でのレースであるにもかかわらず、単独逃げを初めとして積極的に展開し、持ち前の独走力を存分に発揮しました。林についても貫名の動きを受けて集団からの動きのチェックを始めとしたチームプレイや、集団前方で終始安定した走りをするなどテクニック、脚力が高いレベルにあることを見せてくれました。インカレでの活躍が期待されます。

本大会では猛暑の中水田OBが応援にいらして下さいました。また谷OBには機材ピットでのサポートをしていただきました。いつもお忙しい中ありがとうございます。

次回のレースは8月1日、2日のRCS第6戦白馬クリテリウムラウンドとなります。一年生にとっては初の学連マスドレース、クラス3の上級生にとってはインカレロードへの出場権をかけた熱い戦いとなります。ぜひ応援をお願いいたします。

TRS第3戦松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)

7月19日に長野県松本市にて行われました、TRS第3戦松本7月ラウンド(ポイントレース&記録会)の結果をご報告いたします。

*男子 1km タイムトライアル
和泉(農3):32位 1’10.927→A基準達成!

*5.4km インディビデュアルパーシュート
貫名(教養1):27位 5.15.237→B基準達成!
金子(教養2):29位 5.42.314

*ポイントレース
・クラス3(10km)
貫名(教養1):4位(5pts)
金子(教養2):6位(1pt)

・クラス2(16km)
和泉(農3):DNF(0pt)

リザルト

新設された松本市美鈴湖自転競技場で行われた、初の学連大会でした。
台風の影響が心配されたものの、天気は晴れ。時折風が吹く中での開催でした。

計測種目では千トラで和泉がA基準を、個人追い抜きで貫名がB基準を達成しました!
レース種目では全員がポイントレースに出走しました。クラス3は出走が10人。集団というほどのものはできず、遅れるとすぐに降ろされてしまう状況でした。貫名は逃げた選手を追いつづけ、2,3,4回目のポイント周回を4位通過、最終ポイント周回を3位通過して5ポイントを獲得しました。金子は遅れをとったものの、二人で追って完走を果たしました。
クラス2は大集団でレースが進み、ひとりの選手が逃げて1ラップとなる展開。大集団から和泉が加わった10人ほどの逃げができたものの、まもなく集団に吸収され、和泉は集団から遅れてDNFとなりました。

本大会では小藤OBが応援に来て下さいました。また、谷OBが運転を引き受けてくださいました。ありがとうございました。

次回は7月25日のRCS第5戦 湾岸クリテリウムに、林、和泉、秋山、上村、金子、貫名が出場いたします。数少ない首都圏で行われる大会です。ぜひ応援にいらしてください!

東京都選手権ロードレース

7月5日に静岡県日本CSCにて行われました、東京都選手権ロードレースの結果をご報告いたします。

・クラスA(53.5km)
秋山(教養2):4位
貫名(教養1):DNF
生駒(薬4):DNS

・クラスB(33.5km)
上村(教養2):DNS

リザルト

日本サイクルスポーツセンター5kmコースで、左回りで行われました。
天候は雨で路面は滑りやすく、その上気温が低いため寒さを感じるという状況下でのレースでした。
生駒、上村はそれぞれ体調、故障のためDNSとなりました。

クラスAには秋山と貫名が出走しました。序盤は周回賞を狙う選手により細かなペースアップが行われ、そのたび脚が削られるレース展開。貫名は一周目終わりでチェーン落ち、続いてサイクルコンピュータが脱落、ホイールに干渉。その間に集団から遅れてしまいました。その後脇腹の痛みに襲われ、三周目でレースを降りることとなりました。
秋山は7人の逃げに乗りました。レース中盤、この中から駒澤大・杉野選手がペースアップ、逃げ集団を引き離しにかかります。この逃げは6~7周目には捕らえられたものの、再び杉野選手とG.S.positivo鳴海選手がアタックし、逃げ集団はばらばらに。秋山は3番手につけ独走して表彰台を狙っていたものの、千切ったはずのTEAM SHIDO中尾選手にホームストレートで追い付かれ、4位となりました。

本大会では高木OBがクラスBで優勝されました。おめでとうございます。ご支援を頂き、誠にありがとうございました。
また、谷OBが部車の運転を引き受けてくださいました。ありがとうございました。

次回は7月19日のTRS第3戦松本7月ラウンドに、和泉、金子、貫名が出場いたします。

【広報】浦、ロードランキング暫定1位!/ツールド北海道出場決定!

いつも応援を頂き、ありがとうございます。
東京大学自転車部競技班より、二つのご報告がございます。

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浦、ロードランキング暫定1位!

日本学生自転車競技連盟では、ロード選手権ランキングが実施されています。
これは全日本学生クリテリウム、全日本学生個人タイムトライアル、全日本学生個人ロードレース、全日本大学対抗選手権(インカレロードレース)の4大会での結果により決定される、個人のロードレース成績のランキングです。

2015年度ランキングにおいて、現在、当部主将の浦が二位に9点の差をつけて単独トップに立っております!
浦は全日本学生クリテリウムで4位、個人TTで3位、個人ロードレースで優勝という結果を残しています。
特に6月の個人ロードレース大会での優勝は非常に注目されており、東京大学HPにもその活躍が掲載されております。

また、本年度よりチームロードランキングが新設されました。こちらは先程の4大会と全日本学生チームロードタイムトライアルの結果により決定されます。
このチームランキングにおきまして、現在東京大学は4位につけております!

ロードランキング

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ツールド北海道出場決定!

全日本学生自転車競技連盟では、前年度のインカレロードレース、当該年度の全日本学生チームロードタイムトライアル、全日本学生個人ロードレースの三大会の成績が優秀だった大学に、ツールド北海道への出場権が与えられます。
本年度の推薦校は4校であり、東京大学は推薦順位6位となっておりました。

しかし上位推薦校のうち一校が辞退し、また補欠枠のうち上位一校の推薦が行われることが新たに決まりました。
このため、東京大学が今年度のツールド北海道への出場権を得ることが決定いたしました!

幸運によって得た出場権ではありますが、この機会を存分に生かすことができるよう、部員一同、精一杯に努力して参ります。

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このような結果を得ることができているのは、スポンサーの皆様、OBの皆様、そのほかいつも当部を応援し支えてくださっている皆様のおかげにほかなりません。本当にありがとうございます。
どうぞこれからも変わらぬ暖かいご声援、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

第84回全日本自転車競技選手権大会ロード・レース

6月27日に栃木県那須郡那須町にて行われました、第84回全日本自転車競技選手権大会ロード・レースの結果をご報告いたします。

・U23の部(16.0km×10周)
浦(工4):39位
リザルト

前週のタイムトライアルに引き続き行われた、全日本選手権のロードレース。浦はこの大会を合わせて5週間連続でのレース出場となりました。
細かく上り下りを繰り返すものの勾配はそれほどきつくなく、道幅も広いという集団の利が大きいコースでした。

朝から雨が降っており、序盤から落車が多発。一周目の大落車の影響で、集団はいきなり大きく人数を減らしました。
集団内での動きは活発で、毎周アタックがかかりメンバーが変わりながらの逃げができる展開。しかし、タイム差はついても一分半程度とあまり開かず、有力選手5人ほどの逃げも吸収されました。
6周目、浦も逃げを図りますが、やはり集団の利が大きく吸収。その後も変わらずアタックがかかっては吸収されます。
9周目に入り、那須ブラーゼン小野寺選手がアタック。差を広げ、最終周回に入ったところで同じく那須ブラーゼンの新城選手、チャンピオンシステムの小石選手が追いつき、小野寺選手は集団に戻ったため二人逃げに。しかし集団はこれを許さず、残りわずかという地点で吸収します。
集団スプリントでのゴールとなるかと思われましたが、最後の坂で、浦や京都産業大の中井選手がアタック。非常に良いタイミングでのアタックでしたが、浦は惜しくも集団に追いつかれてしまい、中井選手がトップでゴールしました。

本大会では宮崎OB、谷OBが応援に来てくださいました。ありがとうございました。

7月に入り、本格的にインカレを見据える時期となってきました。
選手たちは懸命に練習を重ねています。ぜひご声援をお願いいたします。

次回は7月5日の東京都選手権ロードレースに、生駒、秋山、上村、貫名が出場いたします。